第1回ジャパンSDGsアワード受賞【SDGs副本部長賞】特定非営利法人しんせい
貢献しているSDGs目標
貢献しているSDGs目標 : 3,4,8,10,11,12,17
活動概要
東日本大震災の原発事故で避難した人たちの中で,最も置き去りにされやすい障がい者の支援(特に障がい者の就労向上)を目指している。
- 双葉郡から避難した福祉事務所の運営が窮地に陥いる中,新たな商品を開発してネット販売につなげ,分業体制で全国からの受注に応える仕組みを構築(13福祉事務所が参加)。
チャリティーではない質の高い商品づくりに,「つくる責任」を果たしつつ挑戦。
(デットストックのデニム生地を使い,残りの生地でティッシュケースに,更なる残り生地は鍋つかみ,最後の残りは栞やカードの模様に活用。) - 「誰ひとり置き去りにしない福島」を目標に,支援する側・される側という一方通行ではない,パートナーシップによる新しい福祉の模索と実践を重ねている。
SDGs実施指針における実施原則(アワード評価基準)
普遍性 | 「誰一人置き去りにしない」というSDGsの理念を,震災・原発復興後の福島で,目に見える形で継続的に体現 |
包摂性 | 障がいを持つ人や福祉的配慮が必要な避難者も包含 |
参画型 | 震災復興の一助になりたいという同じ想いの下,多くのNGO/NPO,企業,団体及び市民が参画 |
統合性 | 企業の専門的な視点や技術を障がい者の仕事に活かし,質の高い商品づくりに挑戦することで,「作る責任」の実践 |
透明性と説明責任 | 事業内容や会計実績をHP上で公開し,適切に報告することで,透明性を確保 |
引用:首相官邸資料より https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sdgs/japan_sdgs_award_dai1/siryou2.pdf